五街道雲助、春風亭一朝、柳家小里ん
の御三名によるを堪能。
このたび、御縁があり題字をしたためさせていただきました。
江戸落語の真髄を体験できるお席ということで、書風も御家流を意識し、書きました。
一朝師匠の「三井の大黒」は、にこやかで優しく、それでいて想像を掻き立てる語り口に引き込まれました。
小里ん師匠の「言訳座頭」は、江戸っ子の人情とユーモラスさが全身で感じられるような生き生きとした落語でした。
そしてトリの雲助師匠の「芝浜」に至っては、上品で熟練の技が光る、これぞ落語という一席でした。まるで一本の映画を見たような感動で、王道落語の凄さを知りました。
これからも寄席に足を運びたいなと思います。
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書家 書道家 根本知 Nemoto Satoshi オフィシャルサイト
(神楽坂書道教室)